フラッシュラグ効果を体感できるデモ

2019年3月24日日曜日

暇つぶし

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Low Speedではあまり差が無いように見えると思います。

しかし、Hight Speedにすると明らかに上のミサイルが右側にあるように見えると思います。

実際は上のミサイルと下のミサイルは同じ位置にあります。

この錯覚は、フラッシュラグ効果と呼ばれます。


 フラッシュラグ効果とは以下のように説明されます。

ディスプレー上に等速で左から右に移動する光点を提示する.光点がディスプレーの中央あたりに達した時,光点の真下で別の光点を一瞬点灯(フラッシュ)させる.この時,移動する光点が点灯した光点よりも右にずれて見える.
引用元:Illusory flash-lag-effect


そもそも、目で物体を見てから、それを脳が認識するまでに100ミリ秒ほどの遅れがあります。

しかし、運動している物体に対して認識するまでに100ミリ秒かかっていると、運動している物体はその間も運動を続けるため、位置が変わってしまいます。

そこで、この差を埋めるために、脳は運動している物体について、その動きを先読みして認識します。

そのため、運動している物体と、運動していない物体を並べたとき、物理的には同じ位置にいるのに、運動している物体に対しては先読みを行うので、本来の位置よりも進んだ位置にあるように見えるわけです。

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