このゲルは、外部から栄養を取り込み、その栄養を使ってたくさん力がかかる部分の強度を上げるという性質を持っているようです。
これは、ダンベルで筋トレをすることで筋肉が増強される仕組みに似ています。
原理としても面白いものですが、それ以上に幅広い応用可能性を秘めています。
プラスチックなど、これまでの材料では「ダメージを受けるほどボロボロになる」というのが常識でした。そのため、ダメージを受けてボロボロにになったら新しいものに取り換える必要がありました。
しかし、今回開発されたゲルは「(栄養さえあれば)ダメージを受けるほど強くなる」という性質を持っているので、ダメージを受けやすい部分はどんどん強くなっていき、長い期間使い続けられるようになります。
そのため、医療や工業など幅広い分野での利用が期待されています。
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